ブログ - 将棋レッスン ワン・トゥ・ワン

初段ナビゲーターのランダムノート


Aさんと実戦2局(四間飛車2局)。この日の心掛け。(1)形勢判断、状況把握に努める。(2)それを基に指し手の方針を定める。(3)相手の狙いを察知する。「初級者は自分の指したい手を指す。上級者は相手の指したい手を殺す」

(図は△5四銀まで)
原2204140246手

図の局面、感想戦では「形勢互角、先手は3五銀の活用が急務」で一致しました。(私は▲4四銀を予想していた)。実戦は▲9五歩△同歩▲5五歩△6五銀▲4四銀。意図は同じでも、相手の銀を玉頭へ進出させた分、少し損だったかもしれません。


斎田晴子女流五段と初めてお会いしたのは、かれこれ20年近く前の将棋まつりだったか。指導対局で対面し、清らかな美しさにクラクラしたことを覚えています。その後、佐伯九段将棋サロンに入会したことで度々交流を持ちました。私は裏方に徹していたため、ゆっくりとお話ししたことはないのですが。

今は連盟の理事も務められていますね。ベテランの年回りとは言え(失礼)、A級でバリバリ活躍する会長さんもいらっしゃるので、まだまだ老け込んではいられません(笑)。

最近の対局をモバイル中継で観ました。(対大島女流1級、女流順位戦)。まず初手が素晴らしかった。▲6八飛(図)。「私が振り飛車クイーンよ!」の矜持が聞こえてきそうです。

(図は▲6八飛まで)
20211207斎田大島1手

大島さんは現代調の対振り飛車金無双急戦。終盤、斎田さんが玉頭から勝負形に持ち込み、激戦を制しました。秒読みの指運勝負、好局だったと思います。

スナップショット

(図は▲4六銀まで)
2204

【ピリ辛流2手目△4二飛メモ(7)】初手から30秒。図の局面で考えがまとまらなかった。第一感の△6六歩は指し切れず。△9七歩もありましたか。実戦は△4六同銀▲同飛△4二飛▲5五銀△同角▲4二飛成△同金▲5五歩△9七歩。かなり変調でした。

(コラム「月刊いいね!」 目次はこちら


我が住む団地の真横には川が流れ、桜並木が広がります。花見の時期には多くの人が訪れ、当方はベランダから高みの見物。まあこのときのために住んでいるようなものです。

IMG_20220329_122544
(ベランダからの眺め)

IMG_20220329_120343
(桜のアーチが広がる)

かつては客人を招き、こたつテーブルを持ち込んで、コンロで肉を焼いたり……。自分の庭も同然ですから(笑)。

この日はあいにくの花曇。奥さまと軽くランチをしました。出来合いの弁当も、マットに敷けば彩りマシマシ。通行人の目にも留まっていたようです。

IMG_20220329_110243

IMG_20220329_110908

身の丈に合った風流な暮らしを求め、拙宅を「花見庵」と名づけた。遊びの名刺にも(番地の後に)刷って悦に入っています。

災害や疫病が起きても、桜は毎年咲き続ける。人は自然と共に生きることを静かに教えてくれます。

IMG_20220329_115627

IMG_20220329_113745
(デザートタイム。奥さまと7枚落ち)

(ショップだより 目次はこちら


Aさんと実戦2局(四間飛車、角換わり)。形勢判断をもとに、主張を見極め、活かすことを心掛けたいものです。

(図は△3三桂まで)
原2203170352手

図は後手の桂得。先手は4四の垂れ歩と相手の歩切れが主張でしょうか。実戦は▲7五歩△同歩▲7四歩△6五桂▲6六銀の進行。相手に歩を渡す(主張が消える)のでどうだったか。感想戦では単に▲6六銀や▲4九飛が挙がりました。


昨年の12月号から4カ月にわたり、『NHK将棋講座』の別冊として『NHK自戦記セレクション』が付されました。8月に書いたコラムで自戦記集をリクエストしたばかり。中の人の目に留まったのかな。うれしさもあり、全号買いました。次はぜひ書籍化を。

2月号は真部一男九段による3局。やはりどれも読ませます。知性あふれる筆致は唯一無二のもの。華のある対局姿ともども、今の棋士たちに似た人を見出すことができません。

対丸山四段(当時)戦(1991年)では四間飛車を採用。「この攻守にバランスのとれた戦法はなかなか味があり、また、相手がどうやってくるかも楽しみのひとつである」(自戦記より)。この頃には振り飛車党に転向していたようです。

真部さんの名文にもっと触れたくなり、当時立ち読みで済ませていた名著『升田将棋の世界』(2005年、日本将棋連盟)を古書店で購入。軽やかな真部節が手元に届き、心の安らぎを感じています。

スナップショット

(図は△4二飛まで)
2203

同じく対丸山戦の自戦記から。「さて、6手目の△4二飛はあまり見かけない手で、奇異に思われるかもしれないが、これは私なりに工夫した一手で、▲4六歩からの腰掛け銀を牽制している意味がある」。「ピリ辛流2手目△4二飛」は、まさにその延長線上にあり、

(コラム「月刊いいね!」 目次はこちら

↑このページのトップヘ