ブログ - 将棋レッスン ワン・トゥ・ワン

初段ナビゲーターのランダムノート

2022/04


斎田晴子女流五段と初めてお会いしたのは、かれこれ20年近く前の将棋まつりだったか。指導対局で対面し、清らかな美しさにクラクラしたことを覚えています。その後、佐伯九段将棋サロンに入会したことで度々交流を持ちました。私は裏方に徹していたため、ゆっくりとお話ししたことはないのですが。

今は連盟の理事も務められていますね。ベテランの年回りとは言え(失礼)、A級でバリバリ活躍する会長さんもいらっしゃるので、まだまだ老け込んではいられません(笑)。

最近の対局をモバイル中継で観ました。(対大島女流1級、女流順位戦)。まず初手が素晴らしかった。▲6八飛(図)。「私が振り飛車クイーンよ!」の矜持が聞こえてきそうです。

(図は▲6八飛まで)
20211207斎田大島1手

大島さんは現代調の対振り飛車金無双急戦。終盤、斎田さんが玉頭から勝負形に持ち込み、激戦を制しました。秒読みの指運勝負、好局だったと思います。

スナップショット

(図は▲4六銀まで)
2204

【ピリ辛流2手目△4二飛メモ(7)】初手から30秒。図の局面で考えがまとまらなかった。第一感の△6六歩は指し切れず。△9七歩もありましたか。実戦は△4六同銀▲同飛△4二飛▲5五銀△同角▲4二飛成△同金▲5五歩△9七歩。かなり変調でした。

(コラム「月刊いいね!」 目次はこちら


我が住む団地の真横には川が流れ、桜並木が広がります。花見の時期には多くの人が訪れ、当方はベランダから高みの見物。まあこのときのために住んでいるようなものです。

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(ベランダからの眺め)

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(桜のアーチが広がる)

かつては客人を招き、こたつテーブルを持ち込んで、コンロで肉を焼いたり……。自分の庭も同然ですから(笑)。

この日はあいにくの花曇。奥さまと軽くランチをしました。出来合いの弁当も、マットに敷けば彩りマシマシ。通行人の目にも留まっていたようです。

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身の丈に合った風流な暮らしを求め、拙宅を「花見庵」と名づけた。遊びの名刺にも(番地の後に)刷って悦に入っています。

災害や疫病が起きても、桜は毎年咲き続ける。人は自然と共に生きることを静かに教えてくれます。

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(デザートタイム。奥さまと7枚落ち)

(ショップだより 目次はこちら

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