ブログ - 将棋レッスン ワン・トゥ・ワン

初段ナビゲーターのランダムノート

2022/06


Aさんと実戦2局。雁木との対戦を希望され、左玉と右玉を1局ずつ指しました。矢倉から棒銀模様で攻めたものの、それほど上手くいく感じでもなかった。定跡化されていないところが多く、自ずと力が試されますね。

(図は△1三同香まで)
原2206160256手

図から▲9五歩△6二玉▲6八金右は味わい深い手順でした。以下△9五歩▲9三歩△同香▲3三歩成(単に▲6六角もあった)△同桂▲3四銀△同銀▲同飛△2八角▲6六角と進みました。


鈴木環那女流三段には明朗快活、イベントの華というイメージがあります。私も昔とあるイベント会場で思い掛けず挨拶をされ、たちまちファンになりました。

中堅に差し掛かった昨今、棋戦での活躍には目を見張るものがあります。2020、2021年度は勝率6割超え。女流順位戦A組、女流名人戦リーグ入りはトップ棋士の証でしょう。もともと自分のあるべき姿に向かってきちんと努力できる人なのかと。それがまっすぐ対局へと向かったことが、最近の覚醒につながったのでしょう。

女流棋士の立ち位置や個性はさまざま。ワークライフバランスの難しさもあるでしょう。けれどやはり本分は対局かと。棋戦が増え、白玲戦(順位戦)でランク付けされることにもなりました。将棋の勉強に遅過ぎることはない。女流棋士には皆同じくそのポテンシャルがあるであろうことを、鈴木さんは示しました。

スナップショット

(図は△7七銀まで)
20220507鈴木甲斐132手

先月行われた女流王座戦一次予選、対甲斐女流五段戦から。最終盤、両者秒読み。このとき私は電車で移動中でしたが、モバイル中継から目が離せなくなっていました。図から▲9三香△同桂▲8一飛△同玉▲7三桂△9二玉▲9三歩成△同銀▲8四桂…。40手以上後手玉を王手で追い回し、ついには詰めてしまった。いやはやびっくり。お見事でした。

(コラム「月刊いいね!」 目次はこちら


6月になると新しいランチョンマットのデザインを考え始めます。アイデアのストックは三つ(3年分)ほどあり、今年は前にも増してトリッキーなものを選びました。最終形やその道筋はまだはっきりと見えませんが、楽しく作業できたらと思います。

秋の発売に合わせ、価格の見直しも予定しています。世はまさに値上げラッシュですが、当方根からの天の邪鬼。今後はお求めやすくなりますので、どうぞご期待ください。

冊子は今年は作りません。「初詣」(詰将棋集)の在庫が少なくなり、増刷するかもしれません。来年は将棋以外のものを刊行したいと考えています。

動機づけのコツは、書いて公表することだとか。自らアクションする(文字を書く)ことでコミットし、それをソーシャルで公表することで退路を断つ。これに倣って記事にしました。

(ショップだより 目次はこちら

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