ブログ - 将棋レッスン ワン・トゥ・ワン

初段ナビゲーターのランダムノート

2024/02


先月、野原未蘭女流初段のSNSで成人式の和装を目にした。まだ20歳だったんですね。

最近は中継やイベントなど、将棋メディアで見掛けることが多い。きっと快活で社交性があるのでしょう。若いのに落ち着きがあり、聞き手などをそつなくこなす。そうしたことでますます美しくなられたようです。(今の時世、あまり言わない方がいいかな。誉めているので許してくださいね)

プロ入りを機に森内九段門下となり、エリートの道を歩み始めた。将棋も同様に洗練されてきた印象です。アマ時代は個性的な力戦派として名を馳せた。出身は富山県富山市。もともとの師匠は元奨励会三段の鈴木英春さんです。

序中盤の洗練に、中終盤の荒々しい力強さを加えたハイブリッドを目指せば、まさに鬼に金棒でしょう。年初から震災に見舞われた北陸ですが、郷里への思いを胸にますます飛躍されること願っています。

スナップショット

(図は▲2五銀まで)
2402

【ピリ辛流居飛車力戦(10)】双方我が道を行く序盤戦。図から△3四歩▲同銀△8八角成▲同銀△2四角▲4七金△3三桂▲2五歩△3五角▲3六歩△1三角と進みました。

(コラム「月刊いいね!」 目次はこちら


昨年10月に刊行した創作いろは歌選集「初心(うぶ)」には、将棋にちなんだ歌を5編載せました。藤井聡太五冠(当時)の全冠制覇への期待や、AIとの共存、鬼殺しの破壊力なども詠みました。詳しくは…お買い求めの上お読みください(笑)。

将棋の歌は今後も作り続けていきます。囲碁には、囲碁の歌ばかり1,000首以上作った大家・中山典之七段(故人)がいらっしゃる。少しでも近づきたいものです。

近作「逆転のゲーム」をご紹介。藤井聡太八冠が誕生した王座戦五番勝負の決着局、最終盤に勝ち筋を逃した永瀬王座の悔恨に触発されて練りました。将棋AIがどれほど強くなろうと、人間同士の戦いが生み出すドラマは観る者の胸を打ちます。

山が険しきほど
油断に怯え 震えは焦りを
小さいミスで 奈落の底へ
目も虚ろ 眠れぬ夜


やまかけわしきほと
ゆたんにおひえ ふるえはあせりを
ちいさいみすて ならくのそこへ
めもうつろ ねむれぬよ

038やまか

(ショップだより 目次はこちら

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