ブログ - 将棋レッスン ワン・トゥ・ワン

初段ナビゲーターのランダムノート

2024/06


飯島栄治八段は「飯島流引き角戦法」で升田幸三賞を受賞。横歩取りや相掛かりにも名著があります。解説やつぶやきの口癖「凄くないですか」がバズり、「凄七」の異名を得た。(2021年「凄八」に昇段)。2023年には宝仙堂「凄十」のテレビCMに出演しました。

今期王位戦で初のリーグ入り。4敗しすでに陥落が決まっていた最終局に羽生九段を迎えました(2024/05/14)。

横歩取りの力戦。中継ブログの画像は頭から湯気が立ち上るようです。形勢は二転三転、1分将棋が延々と続いた最終盤、生涯の一手とも言うべき鬼手を放ちます。

スナップショット

(図は▲5七玉まで)
2406

図から△5五飛! 天空の都に只捨てする飛車打ちが盤上この一手の絶妙手でした。

(図は△5五飛まで)
24062

これに(1)▲5五同銀や(2)▲5六合は△6八角▲4八玉△4九金▲同玉△7九竜▲4八玉△5九竜まで。実戦は(3)▲4八玉△4九金まで後手の勝ち。意地の勝利で羽生九段のプレーオフ進出を阻止しました。

投了図からは▲4九同玉△7九竜▲5九金△同竜▲同玉△6八金▲4九玉△5八飛成▲3九玉△1七角以下の詰み。中盤で放った△2七歩が詰みに一役買っています。「凄くないですか」

(コラム「月刊いいね!」 目次はこちら


((1)はこちら

棋書・詰棋書の編集・出版を請け負う業者に、角ブックスつみき書店双峰社などがあります。これらの本は特殊性や専門性をともなうから、手練れのエキスパートによるサポートは心強いことこの上ないでしょう。

著者自らが編集しオンデマンド出版する人も多い。例えばAmazon Kindleでは、詰将棋や問題集、入門書、技術書、読み物、コミックなどなど、さまざまなジャンルの電子書籍がセルフ出版されています。

当方も、①詰将棋②コラム③自戦記のミニ冊子を作り、将棋の楽しみ方に通ずる一つのロールモデルを示そうとしました。主に友人らに名刺代わりとして配っていますが、オンラインショップで今でもちらほらと売れることをうれしく思います。

上の3作を刊行した後も創作は増え続けていきます。それぞれ続編をまとめるか、それとも増補版とするか。そのときが来たら悩むことにしましょう。

(ショップだより 目次はこちら

↑このページのトップヘ