ブログ - 将棋レッスン ワン・トゥ・ワン

初段ナビゲーターのランダムノート

2024/12


屋敷伸之九段。初代・忍者(二代目は服部六段ですね)。早熟の異能棋士。奨励会6級から四段昇段まで2年10カ月、プロ入りからタイトル獲得まで1年10カ月は、いずれも史上最速記録です。

競艇ファンで知られ、かつては、将棋の勉強はスポーツ紙の詰将棋を解くくらい、「一日1分、唸っても3分」と公言していた。三浦棋聖(当時)に挑戦した棋聖戦(1997年)では、一日の勉強時間・10時間対1分などと取り上げられました。一方で順位戦では苦労もした。無頼派らしさゆえの、仕方のないことだったのかもしれません。

将棋の輝きは今も衰え知らず。先頃もテレビ棋戦で斎藤慎太郎八段を吹っ飛ばしていました。その放送の翌週、私は友人と平和島へお舟を見物に行った。(屋敷さんが通っていたんだな…)と思い巡らせたそのとき、ご本人が颯爽と目の前を通り過ぎたのには本当にびっくりしました。「NHK杯、お見事でした」と声を掛ければよかったかな。

スナップショット

(図は▲7七玉まで)
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【ピリ辛流居飛車力戦(17)】先手玉を追い掛け回した末、図から私の次の一手は……投了……。翌日AIで振り返ると、△6五桂▲6六玉△5四桂▲5六玉△5七桂成まで5手詰と。最後の桂成が盲点でした。とほほ。

(コラム「月刊いいね!」 目次はこちら


将棋*ランチョンマットの5作目を作り終えました。回りの評判は毎度のこと、「きれい」「斬新ですね」「よく次から次へと思いつきますね」などなど。アイデアの在庫には事欠かないけれど、商品の在庫は増えるばかりで……。来年は販促に注力しようと思います。

これらの布盤を作ろうとしたきっかけを以前書きました。

将棋*ランチョンマット【商品ができるまで(1)】 | ブログ - 将棋レッスン ワン・トゥ・ワン
将棋*ランチョンマット【商品ができるまで(2)】 | ブログ - 将棋レッスン ワン・トゥ・ワン
将棋*ランチョンマット【商品ができるまで(3)】 | ブログ - 将棋レッスン ワン・トゥ・ワン

既存の布盤は面白みに欠け、生地も薄い。大きさや形から、ランチョンマットを思いつきました。(注意喚起はしているものの)幾度の洗濯にも耐え、色落ちや縮みはほとんどありません。(引っ張ったり、アイロンを掛けたりするといい)

用途が二つある--今流行りの二刀流ですね。但し、食事した後にそのまま対局してほしい訳ではありません。実際、将棋盤をテーブル代わりに、飲み物や食べ物を置くことなど考えられない。それこそ将棋への冒涜というものでしょう。

このことを嫌い、購入をためらわれたなら、私の思慮が足りなかったと言わざるを得ません。使用に係る趣旨は上の通りなので、何とぞご理解願えればと思います。複数枚購入して使い分けていただくのがよろしいかと(笑)。

※ショップだよりはしばらくの間休載します

(ショップだより 目次はこちら

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