ミニ冊子の3作目。①創作詰将棋集、②コラム集に続き、③自戦記集としました。判型のA6は「将棋世界」誌の付録と同じ。かつては棋士の自戦記が編まれることもありました。私の手元にある森けい二八段(当時)の「新・中飛車好局集」(昭和57年)。対局における心情などがざっくばらんに綴られています。

未曾有のコロナ禍に、棋友との交遊録を残したかった。将棋の内容はそこそこに、自分なりの将棋観や、対局者とのエピソードなどをバランスよく散りばめたかった。もっと面白おかしく、有益なものにしたかったけれど、棋力と筆力の限界でしょう。

当初は戦型にもこだわり、戦法本(仮に「ピリ辛システム」)としても成り立たせたかったが、遠く及ばず。書名には山口瞳氏の名著「血涙十番勝負」のオマージュを込めました。

柄にもなくややまじめ過ぎたかも。まあ下手は下手なりに考えているところを笑っていただければ幸いです。本書がきっかけとなり、今後意欲にあふれた新たな著者が出現すれば、まさる喜びはありません。

001表紙

ピリ辛流 笑涙八番勝負 将棋自戦記集

価格:550円(税込)
著者:原田浩光
発行日:2021/10/01
サイズ:A6(文庫サイズ)
製本方法:無線綴じ
ページ数:64ページ