里見香奈女流に柔和な笑顔が増えた。食事もしっかり取っているようだ。よかったよかった。将棋は大事な仕事だけど、人生も青春も謳歌してほしいですからね。(親戚の叔父さんみたいですみません)

長らく女流棋界の重責を一手に引き受けてきた。そこに西山女流という強力なライバルが加わり、しのぎを削ることとなった。勝負の上では大変だけど、「女流の第一人者」という肩の荷は下りた(半分に減った)のかもしれません。今週は見事女流王座に復位されました。

リコー杯女流王座戦中継ブログ : 里見新女流王座 囲み取材

後先のことは考えず、盤上に集中できているようです。最近の将棋はのびのびとしている。細かな工夫もある。そして里見さんらしい鍛えの入った「泣きの手」が、観る者の心を揺さぶります。おそらく数えきれないくらい並べた大山十五世名人の「忍」が降りてくるのでしょう(笑)。大山さんならどう指すかな。その際、手の善悪はあまり重要ではないのかもしれません。

スナップショット

(図は△4四歩まで)
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【ピリ辛流2手目△4二飛メモ(4)】▲7七桂に(△3三銀とせず)△4四歩(図)と変化してみました。以下▲2四歩△同歩▲同飛△3三角▲3四飛△4三銀▲3六飛△3二金▲2六飛△2二歩と進みました。

先手は歩得と持ち角、後手は手得が主張でしょうか。△2二歩の局面は後手まずまずと思っていたところ、我が家のAI先生いわく先手+500近いとのことです。

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