将棋を覚えたての頃、「詰めろ」(詰めよ)という聞きなれない用語に戸惑いませんでしたか。ウェブで調べたところ、ウィキペディアに、
「詰めろ」の語源は、「次にあなたの玉将を詰めるから、その前にこちらの玉将を詰めてみろ」とされる。
とありました。
「詰めてみろ(詰めてみよ)」が変じて「詰めろ(詰めよ)」なのですね。このことから、玉は「詰める」ものと得心しました。
「詰める」と同じ意味で「詰ます」も普通に使われています。(むしろポピュラーかも)。但し「詰ます」という言葉は、辞書に載っていません。個人的には誤用と思い、避けていましたが、この疑念もウィキペディア(下記)が晴らしてくれました。
「詰める」と「詰ます」(ウィキペディアより)
相手の玉を詰みの状態にもっていくことを、「詰める」あるいは「詰ます」と呼ぶ。現在では慣習上、どちらの言葉も広く使われている。(ただし日本語としては、「詰める」の方が正しい。)
(コラム「ひよこのきもち」 目次はこちら)
コメント