「碁盤の目の街」の例えに倣い、市街地をモチーフにした将棋盤を作りたかった。札幌は好きな街で、それなりにいい思い出もあります。京都と迷ったが、作りやすさや、以下のメリットを優先しました。

札幌の住居表示「○条△丁目」は、将棋の符号とも合致します。そこで札幌駅周辺の「北1~9条」「西1~9丁目」を盤面の範囲とし、地図(真北)を時計回りに280度回転した。9一の地点は「北9条西1丁目」、時計台がある1二の地点は「北1条西2丁目」に当たります。(このため、「すすきの」は描かれていません)。駒台には、札幌市章と方位記号をあしらい、「星」4カ所を信号で表しました。

地図のデザインは、リアル過ぎないように、書き過ぎないように心掛けた。色調は、今までの作品との兼ね合いから、当初ピンク(若返りの色ですね)を考えていました。そこから、札幌市の木「ライラック」へと発展し、公園や緑地などにグリーンを施した。ファンシーな仕上がりかと思います。妻いわく、「美味しそうな色ね」

001デザイン


将棋*ランチョンマット 札幌

価格:1,000円(税込)
サイズ:約35×50cm
生地:11号帆布(綿100%)
加工:周囲縫製
包装:OPP袋入り