2023/09/20 「将棋*ランチョンマット」価格改定のお知らせ いつもオンラインショップをご利用いただき、ありがとうございます。本日9月20日より、・将棋*ランチョンマット ガンクラブチェック・将棋*ランチョンマット 七宝つなぎ・将棋*ランチョンマット いろは譜・将棋*ランチョンマット 札幌以上4品の価格を1,200円としました。今後ともお引き立てのほど、よろしくお願いいたします。
2023/08/01 夏のランチョンマット作り(2023/08) 毎年この時期にはすでに新しい将棋*ランチョンマットの発注を終えているのですが、今年はまだデザインで逡巡しています。新作のモチーフは「マンダラ」。マンダラにまつわる深遠なパワーを活かしつつ、ポップで親しみやすいものを目指しています。このマットで指される将棋が、9×9の小宇宙を駆け巡り、名局へと導かれる。さらにはマットを使うことで運気アップにつながるような、例えば盛りつけた料理が美味しくなるようなエネルギーが表現できたらいいのですが。私なりのこだわりを詰め込みたいと思います。「自分が欲しいものを作る」が当店のモットーですが、より多くの人たちに手に取ってもらうことも重要な訳で……。前作(札幌)などはその点ややどうだったか(笑)。折からの物価高で工賃がアップしました。今秋(9月20日頃)の発売を機に価格を改定し、マット全品目を一律1枚1,200円(税込)とする予定です。(ショップだより 目次はこちら)
2023/06/01 父の思い出と仏画(2023/06) 父は苦学を経てゼネコンに就職。当時の父親が皆そうであったように仕事一筋の人でした。せめてリタイア後はゆっくりと過ごしてほしいと願ったが、86歳で生涯を終えるまでの余暇の長さはいかほどだったでしょう。仏画を描くことを新たな趣味とし、御朱印を受けに寺社を巡ったり、絵画展に出品したりして楽しんでいた。前項で使用した曼荼羅は父によるものです。(壁掛け将棋盤の試作。曼荼羅を透かせた)本人によるプロフィール「仏画を描き始めた経緯」のくだりが振るっている。「幼い頃から信心深かった上、長く務めた建築の現場は、工事の『安全』への祈りとともにあった。生涯学習の思いから、某講座で仏教絵画の師に学び…」絵から伝わる真面目さや根気強さ、手先の器用さなど、私はどれも似なかったなあ。(私は思うように真っ直ぐ線が書けない「線描イップス」なのだ)。遺品整理の際、額装された小品を引き取り、自室に飾ってせめてもの供養としています。(遺品の仏画。作品の詳細は分からない)(ショップだより 目次はこちら)
2023/04/01 【アーカイブ】壁掛け将棋盤(2023/04) ※2006年6月、『将棋ペン倶楽部』通信27号に掲載された拙稿を転載しますあったらイイな、こんな将棋グッズその① 壁掛け将棋盤誰にでも会心の一手や、思い出の一局があるだろう。そんなお気に入りの図面を壁に掛けておけたら。絵や写真のように、一つの「作品として」部屋の壁に飾り、いつでも愛でることができたら。もちろん、一局指したいときには壁から外して対局もできる。将棋を知らない女性が、おしゃれなインテリアとして自分の部屋に飾ってみたくなる、そんな逸品があったら……。あれこれ思案しているうちに、ちょっとした発明のように思えてきた。そして無性に欲しくなった。試作を思い立った私は、近くの東急ハンズに向かった。試作のてんまつ店内をくまなく探せば、それらしい材料は揃うだろうという読み筋である。できれば木材や金属より、ガラスのような光る素材で何とかしてみたい。マグネットは端から禁じ手と決めていた。駒には、クラフト材料のフロアで見つけたモザイクタイル(25ミリ角)を購入。予定していたアクリル材は、適当なものが見当たらなかった。盤の土台は額縁で妥協。最後に、盤となるアクリル板をサイズに合わせて切り出してもらい、マス目を巡らせる(壁に掛けるときに駒がずり落ちないようにする)ためのアクリル棒(3~5ミリ角)とともに購入した。家に戻り、簡単な設計図面を作ってみると、縦幅がぴったりだったのは幸運だった。駒文字は透明シールに印刷して貼り付ける。一番の難関はやはりマス目づくりで、アクリル棒の切断と接着は、手作業の限界を見る思いだった。楽しみ方あれこれアクリル板の下側に、曼荼羅を透かせてみた。9×9の宇宙の広がりにふさわしく思う。女性向きには、パステルカラーの格子柄や、パッチワークのデザインなども良さそう。名人戦第4局(1994年)▲米長名人-△羽生棋聖写真の図面は、米長邦雄会長が「生涯の一手」と述懐する羽生善治挑戦者との名人戦「▲6七玉」である。好きな棋士の名手妙手を飾るのも楽しい。羽生三冠のファンなら、七冠達成の図か、それともNHK杯の▲5二銀(A図)か。A図 NHK杯(1989年)▲羽生五段-△加藤(一)九段詰将棋は芸術鑑賞そのもの。『図巧』の第1番か、内藤國雄九段のベン・ハー(B図)か。B図 内藤國雄『図式百番』第100番「ベン・ハー」このアイデアが商品となるには、さまざまな改良が欠かせない。機能性や軽量化、コストダウンはもちろんのこと、もっともっとスタイリッシュであってほしい。四角四面の盤のイメージを遠ざけ、柔らかな丸みを感じさせるようなものにならないものか。『インテリアSHOGIボード』。将棋好きなら欲しくないはずがない。(後略)(ショップだより 目次はこちら)
2023/02/01 使われてこそ(2023/02) ランチョンマットの販売から4年余り。今年も新作に取り組みます。マットを実際に手にされた方からは、「きれい」「斬新」などの賛辞と、「外人さんに売ったらどうですか」「札幌で売ったら」などの助言をいただくことが多い。敷物にしたり、額装して飾ったり、使い方も人それぞれのようです。(季節によってマットを変えているとのこと。東村山市・Dさん)(事務所を飾るマット。開運につながりますよう。横浜市栄区・Eさん)私は食卓で常時使っています。(在庫が売るほどあるので)。もう何十回となく洗濯しましたが、至って丈夫です。商品ページにはコンプライアンスの手前、注意書きを添えていますが、色落ちはなし、縮みもなし。引っ張れば元に戻り、アイロンを掛ければさらに万全です。「使われてこそ名駒」の例えもあるように、食事に対局に、ぜひバンバン使ってほしいですね。それでも「もったいない」「汚したくない」とためらわれる方は、写真集などの定跡に倣い、①普段使い用、②保存用、③普及用の3枚をお求めください(笑)。(ショップだより 目次はこちら)